2012年4月 5日 (木)

引っ越しました

放置しすぎて今さらなブログになっちゃいました。

心機一転、0からやり直そうということで、引っ越しをしました。

このブログでUPした記事の中からも新たな視点を加えつつ記事にしていこうと思います。

新BLOGはこちら↓
「輝宿舎~寄宿舎を起業する」

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2011年8月 7日 (日)

子育ての担い手は?

自由民主党には国家戦略本部というのがあるみたいで、その第6分科会というのが教育について考えているようです。

で、その報告書をざっと見てみました→これ

引っかかるところはいろいろありますが、一番引っかかるのは全段の部分。民主党の考えを否定するために書かれた文言。

「(民主党は)子ども手当に見られるように、「子どもは親が育てる」という日本人の常識を捨て去り「子どもは社会が育てる」という誤った考え方でマニフェストを作り、その予算化を進めている。」

原文では、「親」「社会」にわざわざ下線まで引いてあった。

この考え方がいかに障害児を育てる親を苦しめているかは計り知れません。

育児を家庭を中心とした社会が担っていたときですら、障害児の教育は家庭内に閉じ込められてしまうことが往々にして見られました。

それに追い打ちをかける「子どもは親が育てる」という「常識」。

障害のある子を産んでしまったという、本来持たなくてもいい「罪悪感」と相まって、障害児の育児は健常児の育児以上に親、特に母親に過大な負担を強いることとなり、また社会との繋がりや結びつきを弱める原因となっています。

障害児の育児や教育こそ、社会と深く、強く結びつき、いかに親の負担を軽減しながら社会に羽ばたくための成長を促していくかが考えられるべきであり、その点からすれば「「子どもは親が育てる」という日本人の常識」のほうがよほど誤っているのです。

子どもは社会が育て、社会はその一員としての親を支えるもの。

それが常識とならなければ、豊かな教育など生まれようもないのです。

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2011年5月24日 (火)

地域でともに学ぶ方策

現在、「障害者基本法」制定に向けての論議が進められています。

論議の中で、「いかなる障害を有していても、地域の学校でともに学ぶ権利」について条文化するという意見も出たそうです。

「特別支援学校の存在自体が差別」という極端な意見と、「特別支援学校は本人と保護者の必要に応じて選択できるものとする」という懐柔案とあるそうです。

特別支援学校の入学については、就学相談が適切に行われているかが問題になるべきで、ちょっと論点がずれていると感じます。

とは言え、特別支援教育が地域から離れて進められているのは事実であり、その改善は必要だとも思います。

そこで私の私案。

特別支援学校の小中学部の設置者を、都道府県から市区町村に移管する。

市区町村は、小学校・中学校と併設する形で特別支援学校を設置する。

1校につき1〜2障害種別を偏りがないように併設するものとし、障害に応じた指導や自立活動の時間と併設校全体で取り組む時間の双方を設定する。

式典、体育、文化などの行事は併設する学校全体で行う。

いま考えているのはこのくらい。

特別支援教育をより地域に密着した形にしつつ、必要な専門性は維持するための私案です。

いずれにしても、特別支援教育を今後どう進めて行くかは慎重かつ丁寧に論議する必要はあると思います。

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2011年5月11日 (水)

提案:輝宿舎構想

前提:寄宿舎の現状

問題定義:寄宿舎閉舎で残る課題

と併せてご覧いただければ幸いです。

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そこで、障害児を抱える家庭を支援することで障害児の登校を保障し、さらに保護者の生活を支えていくものを築いていきたい。

ごく簡単に言えば、すこし福祉に舵を振った寄宿舎として、輝宿舎を創り上げたい。

さしあたり想定している対象は肢体不自由児です。

うまくいけば知的障害児にも拡げていきたい。

その構想の実現にあたり、ネックに感じていることはあります。

まず一点目は、利用者が払う費用の問題。

いくらなら適正なのか、就労等の関係で費用の支払いが難しい家庭をどう支えていくのか、そもそも費用を求めるスタイルがこの構想実現にふさわしいのか・・・。

二点目は、どういった形態で運営していくのがいいのか。

株式or有限会社?社会福祉法人?NPO法人?はたまた・・・?

三点目は保護者の声から。

「寄宿舎は学校にあるから安心して預けられた」という声は多い。

しかし、輝宿舎は、学校と連携していく方向性は持てても、学校にあるものには決してならない。

その中で寄宿舎並みの信頼感や安心感を得るにはどういう努力が必要になるのか・・・。

ほかにも課題はたくさんある。

超えなければいけないハードルがたくさんある上に、全てが見えているわけではない。

でもニーズはあると信じている。

もっとニーズを掘り下げ、よりよい形で応える具体策としての輝宿舎を実現に向けて動かしていきたい。

とりあえず今は発信していくのみ・・・。

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2011年5月 9日 (月)

問題提議:寄宿舎閉舎で残る課題

前回からの続きなのに間が空いてしまいました。

ぜひ前回の記事も合わせてどうぞ。

・ ・ ・ ・ ・

「学校の設置、スクールバスの配備で「通学困難」は解消された」として削減されている寄宿舎。

登校保障は必要だが、そのための家庭支援は教育の仕事ではないというのが都教委の主張です。

その受け皿として提示されたのは地域の福祉。

しかし、福祉は「家庭支援には限界がある」としています。

寄宿舎が家庭事情による通学困難を解消する役割を担っている現状を踏まえ、「寄宿舎と同じ福祉サービスは提供できない」と断言しています。

さらには「生活支援は当事者の申請と手続きがあれば応えるが、登校保障は学校で担保してほしい」とさえ主張します。

結果、登校させるのが難しい事情を抱えた家庭は、教育からは見放され、福祉にも完全には救われない事態に陥っています。

もちろん、中には複数の福祉サービスをうまく活用している家庭もあります。

ただ、複数の福祉サービスを併用してもなお充分な登校保障に繋げるのは簡単ではありません。

また、サービスの利用には様々な手続きと費用が必要です。

そのことが負担となって福祉サービスの利用に踏み切れない家庭も少なくありません。

そのような状況をどうすれば打開できるのか。

それが課題です。

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2011年4月14日 (木)

前提:寄宿舎の現状

寄宿舎の本来の設置理由は、教育庁の言う通り「通学困難の解消」による児童・生徒の登校保障でした。

まだ養護学校の数が少なかった時代には、登校のために「入舎(寄宿舎に入ること)せざるを得ない」児童・生徒がほとんどでした。

時代が下り、養護学校の数が増え、スクールバスが配備されるようになると、元来あった「通学困難」は少なくなっていきます。

一方で、学齢期の子どもたちが集団で生活を送る中で得られる教育的な意義が見直され、次第に「教育的入舎」といわれる形態が主流になっていきます。

寄宿舎としても、より教育的な意義を模索していきます。

その過程で、完全な自立を目指す厳しい訓練的な指導をしていた時期もありましたが、様々な実践と検証、舎生(入舎している児童・生徒)の実態を踏まえ、豊かな生活から多くの経験を積む場となっていきました。

さらに時代が下ると、児童・生徒の重度化が進み、それぞれの実態に合わせた実践を模索していきます。

その流れの中、家庭環境が整わない(母親の妊娠・出産、ひとり親、親の就労など・・・)ことで登校が難しい児童・生徒を寄宿舎で受け入れるケースが増えてきました。

いわゆる「家庭事情」による入舎です。

時代により主なニーズは変わりつつ、寄宿舎は障害のある子どもたちの生活力の向上と社会性の涵養を目指してきました。

しかし、平成16(2005)年に都教委が示した「東京都特別支援教育推進計画」では、「寄宿舎の再編整備」の名の元に寄宿舎削減(11→5)が打ち出されました。

寄宿舎での実践や現状を無視し、あえて「本来の」設置理由である「通学困難」に入舎理由を限定することで、寄宿舎の役割は終わったと説明しています。

実態は、財源確保と経費節減のために、知名度が低い寄宿舎をつぶすということに他なりません。

保護者が立ち上がっての反対運動や署名活動なども空しく粛々と廃舎は進められています。

寄宿舎に代わる施設や制度もないままにです。

それが寄宿舎を取り巻く現状なのです。

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2011年4月12日 (火)

輝宿舎構想の実現へ

「寄宿舎は、そもそもが教育目的。遠隔地で通学が難しく、学校教育を受けられない子供のために設置された。
その後、特別支援学校は各地に増え、スクールバスも整備され、通学できるようになっている。
障害児を抱えた生活は大変だと思うが、(寄宿舎は)家庭の生活を支援する所ではない」
(改行、()は投稿者が加筆)

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3月25日付「都政新報」に掲載された寄宿舎に関する記事の中で、教育庁が示した寄宿舎再編整備(という名の削減)の根拠。

しかし、寄宿舎という支えを失って、子どもを登校させられなくなる家庭が少なからず存在するのも、また事実。

そのことには目を向けず、寄宿舎に代わる支えも提供せず、地域の福祉に丸投げして進められていく寄宿舎再編。

丸投げされた地域(区の福祉課)からは、「なぜ寄宿舎をなくすのか」と問われ、「寄宿舎の代わりはできない」と言い切られている。

そもそも、「通学保障」が教育の役割であるならば、「通学保障」のために家庭を支援することも教育の役割になって然るべき。

「通学困難」を物理的な要件(通学距離や通学時間など)に限定するのかという根拠は示さず、「家庭支援」は福祉という線引きだけ行っていく。

かといって、受け皿となる福祉の整備はなし。

家庭支援がないことで充分な教育が保障されなくなることは全く無視されているのです。

今回、福祉に後ろ向きな都知事が4選を果たしました。

寄宿舎が再評価され、復権していく道は完全に絶たれたと言っていいでしょう。

私はこの現状を打破するために、輝宿舎構想を早く形にしたい。

ここでベラベラと呟いても仕方ないけど、今はこれしかできない。

誰か手を貸してほしい。

ともに輝宿舎を築き、一人でも多くの「通学困難」を解消するために。

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2011年3月 9日 (水)

「休みます」は減らせるか

肢体不自由特別支援学校高等部2年生のAくんの事例。

生徒会のAくんは来たる卒業式で送辞を務めることになった。

本人も意欲的。

しかし、ここで一つ課題が。

卒業式の日は給食がなく11:30に下校。

今までの傾向からいくと、Aくんは11:30に下校する日はほぼ欠席するのです。

理由は、保護者のお迎えが、仕事の関係でできないから。

この課題を前に、学校は「どうしたものか」と頭を抱えるばかり。

給食もないため、学校内で保育(表現上おかしな言葉ですが、これ以外に言いようがない)するのも難しく、かと言って保護者に「仕事を休んで」と頼むわけにもいかず。

福祉サービスで活用できるものもなく。

できることは「出席させてほしいのですが」とお願いすることだけ・・・

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実は、こういった事情で学校に出したいけど出せないという事例は、肢体不自由特別支援学校ではそれほど珍しくありません。

介助が大変な場合には、「やっとの思いで登校させても休む間もなくお迎えに行かなきゃならないのは心身ともにきつい」と休ませる事例もあります。

あるいは、送り出す保護者が体調を崩してしまい、本人は元気だけど出せないという事例も。

こういった事例は「事故欠席」、つまりは「仕方ない休み」として処理される場合がほとんど。

それ以降は特に顧みられることもなく進んでしまいます。

そんな「事故欠席」を減らしたい。

輝宿舎が放課後保障に加えて登校支援もできるようにしたら減らせるかもしれない。

それを一つのニーズとして受け止めてもらえないだろうか。

どうすればそのニーズに応え、「行きたい学校にちゃんと行ける」手助けができるか。

輝宿舎構想を進める上での重要なテーマです。

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2011年2月19日 (土)

やりたいこと~枝葉の部分

では、放課後に何をしたいか。もしくはさせたいか。

小学生に対しては、ほぼ学童クラブに準じた内容ですね。

遊ぶ場や時間、機会の提供、必要に応じた学習の保障、集団生活を通した社会性の涵養。

それに加えて、それぞれのにある障害に応じたケアやリハビリなどを、学校や家庭と連携して行っていく。

中高生には、さらに就労や進学に向けたサポートもしていきたい。

学力的な補習やパソコン実習、必要なリハビリやトレーニングなど。

これに関しては、特別支援教育に対する思いや意見も明確にしないとうまく言えませんが、それはまた別の機会に。

また、小中高の枠を超えた関わりを持つ時間も設定し、異年齢集団から得られるもの、例えば年下のメンバーを思いやる気持ちや年上のメンバーを目標にする気持ちなどを育てていく。

こうして文字にすればするほど、自分は「寄宿舎」を作りたいんだな、ってことに気づいてしまいます。

簡単に言えば、そういうことなのかも知れません。

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2011年2月 1日 (火)

やりたいこと~根幹の部分

輝宿舎・ごせんふでやりたいこととは何か。

まずはこれを語っておかねば。

最初は根幹の部分について。

私が、輝宿舎・ごせんふでやりたいことの根幹にあるのは、障害児の放課後保障です。

学校が終わった後過ごす、家庭以外の場を提供したいということです。

健常児なら学童保育に当たる部分ですが、小学校低学年だけでなく、小中高に渡って提供したいというところが違います。

また、学童保育が親の就労を基本としていることとも一線を画したいと考えています。

一定の基準は設けなければならないのでしょうが、それは単に働いているか否かではなく、放課後保障の必要性がどれだけ高いかを総合的に斟酌できる基準でありたいと思っています。

ちょっと漠然としていますが。

障害児の養育をしている保護者の中には、朝学校へ送り出し、夕方下校を迎えることで一日のほとんどを終えてしまい、働きたくても働けない、自分磨きもできないという人は少なくありません。

学童保育に頼ろうにも、「障害がある」ことで門前払いされることも珍しくはありませんし、仮に学童保育が受け入れてくれてもそれは小学生まで。

中高生になるとどこにも受け入れ先がないのが現状です。

健常児なら部活をやるなり、勝手に遊びに行くなりできるでしょうが、障害児はそうはいきません。

ヘルパーを利用する家庭もありますが、障害の程度によって活用できる幅に差があり、かつその基準も本当の必要性や実態に合っているかというと疑問が残ります。

いろいろな体験や関わりから多くを学ぶ学齢期に、家と学校を往復するだけの日々を送ることがどれだけもったいないことかは明白です。

輝宿舎・ごせんふは、そんな毎日の中で家庭と学校の間にある「クッション」のような役目を果たせたらと思っているのです。

そこから具体的にこんなことやあんなことがやりたい・・・と発想はふくらみますが、それはまた後日、枝葉の部分として書きたいと思います。

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