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2010年12月21日 (火)

将来の壁になりうる

こんな記事を見たので紹介したい。

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松山市北部で知的障害者の更生施設を運営する社会福祉法人「風早偕楽園」が同市久保の団地内に計画している知的障害者のケアホーム建設に、地元住民らが反対し計画撤回を求めていることが7日までに分かった。住民らは県道沿いや団地内に「建設反対」ののぼりや横断幕、看板を多数設置している。

ケアホームは障害者自立支援法で新設され障害者が地域の中で共同生活する施設。食事や掃除などの家事支援や日常生活の相談に当たる世話人と食事や排せつの介護をする生活支援員が配置され、グループホームより手厚い介護が提供される。

法人によると、計画では、新しく造成された分譲地に知的障害者のケアホーム男女用各1棟(定員男女各7人)を建設。9月の着工を目指していたが、着工できていない。

反対運動は団地のシーサイドハイツ町内会(約100世帯、同市久保・粟井河原)と近隣住民が展開。町内会によると、法人と開発会社の入居者数や障害程度などの説明に虚偽があった▽地区の資産価値が下がる▽反対が強い地域では障害者が幸せに暮らせない―などを理由に挙げる。

町内会は県に「白紙撤回するよう指導してほしい」との陳情書を提出。県を交えた法人と住民の話し合いも行われてきたが平行線のままという。町内会長の男性(62)は「説明もないまま突然ケアホームを隣に建てられると、土地を買った若い住民の人生が台無しになる。彼らを守るため、どうしても阻止する」と主張する。

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これは愛媛新聞12月8日付の記事によるもの。

しかし、なぜか削除されたようで直接のアクセスができなくなっていたので、転載されていたほかのBLOGから無断ながら引用させてもらった。

読んだ最初の印象は、ただ「愕然とした」。

しかし、輝宿舎・ごせんふがいざ形になろうとしたときに、同様の問題が壁としてぶち当たる可能性は否定できない。

つまり他人事ではない気がしたのだ。

完全なる無理解、もしくは誤解。

なぜ隣に知的障害者の施設があるだけで、「土地の価値が下が」り、「人生が台無しになる」のか。

いったいなにから土地購入者を「守る」のか。

知的障害の人たちもともに暮らし、みなが助け合っていけるコミュニティが築きあげられたら、むしろいい意味での注目を浴びると思うけど。

前の記事で書いたように、「障害」という言葉が独り歩きして、特別な意味を持ってしまっているからこそ、受け入れがたい「何か」になってしまっている。

なんのための「ケアホーム」なのか、地域の力とは何なのか、そんなことをこの法人も町会も再認識していく必要があるように思います。

「反対者の多い地域では障害者が幸せに暮らせない」と思うなら、「だから我が地域で引き受けましょう」となってほしい。

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この記事を書くにあたり、原文を参照させてもらったBLOG

「ニコニコ社労士への道~奮闘編」12月11日付「障害者ケアホーム建設の反対運動」

「だるま日記」12月8日付「記事:ケアホーム反対 愛媛県」

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